カーポート施工込み価格の目安と、知っておくべき4つの知識-福井県

本店(福井県坂井市)の機械置場としてカーポートを建てました。もちろん自社施工です。そこで皆さん、カーポートのメーカーカタログって見たことありますか?どのメーカーさんも結構なお値段でビックリしますよね。・・・でも、ご安心ください。実際はカタログの商品価格より、施工業者が見積もる「施工込み価格」の方が大概安いです。

・・・とは言うものの、カーポートはやっぱり高価な買い物。それだけに当店のような業者に、工事費用を聞きずらい方もいると思います。そこで本題です。

簡単!カーポート施工込み価格の目安

スタンダードな1台~2台用折板カーポートの、施工込み価格の目安は、

施工込み価格=カタログ商品価格×0.55内外+7~14万円

福井でよく見かけるカーポートは、ザックリこんな感じです。ただ、特殊なデザインのカーポートや、オプション内容、カット加工や現地状況などによって作業費用が変わりますので、施工依頼の際は必ず見積もりを取ってくださいね。

福井でカーポートを建てる際に知っておくべき4つの知識

  1. 耐積雪量の強度について

    福井県でカーポートを選ぶ際は「耐積雪量100cm」以上を選んでください。50cm仕様は安いですが、ここ福井では心細いです。山側の地域ですと、「耐積雪量200cm」という商品もあります。耐積雪量は新雪時の重さが基準ですので、必ず余裕をもって決めてください。

  2. 耐風圧の強度について

    福井県の海側など、冬に強烈な風が吹く場所は「耐風圧強度46m/秒」以上を選びましょう。市街地で住宅が密集しているような所では、38m/秒程度でも大丈夫です。注意点として、サイドパネルなどを付けると耐風圧強度が下がりますので、取り付ける場合は施工業者に相談してください。

  3. 屋根の傾斜方向について

    通常カーポートの屋根の傾斜方向は、前側を下げます(家側を高くして道路側を低くします)。理由は雨風の吹込みを軽減するためと、屋根の雨水を道路側に直接流すためです。雨風の吹込みは耐風圧強度にも影響しますし、雨水は土間コンクリートに水跡が出て汚くなってきますので、できるだけ道路に近い位置に流す方が良いです。

  4. 折板屋根のオプション「ペフ」について

    大半のメーカーさんは、オプションで屋根の裏面に「ペフ」が付いた折板が選べます。ペフとは、結露を抑えることで腐食を防ぐ加工で、折板が長持ちします。が、欠点があります。値段はもちろん高くなるのですが、どの道20年後には、ペフ自体が風化して汚くなりポロポロ剥がれ落ちてきます。ですので、どちらにしても30~40年後には、強度的にも折板屋根を取り換える必要がでてくると思います。

福井県でカーポートを建てる際に知っておくべき4つの知識でしたが、以上は、わたくし個人の経験上で感じた基準ですので、あくまで参考として捉えてください。

カーポートG-1(三協アルミ)

最後に、今回施工したカーポートを紹介します。メーカーは「三協アルミ」さんで、カーポート名は「G-1」です。仕様は5500×5510×高さ2300mmの2台用、スマートな4本柱ですが、特大の梁で耐積雪量100cm、耐風圧46m/秒の強度を誇ります。屋根材のスチール折板は、ガルバリウム鋼板なので、トタンに比べ対候性が高く丈夫です。

すっきりとしたデザインと強度を両立した三協アルミ「カーポートG-1」は、福井県の坂井市・あわら市・福井市の平野部で、シンプルスタイリッシュなカーポートを探している方におすすめです。カタログ価格は、本体価格+折板屋根材で約84万円ですので、施工価格は54万円程度が目安になります。詳しくは三協アルミ G-1で検索してください。

写真クリックで拡大↓ 当店で実物が見れます。屋根裏は「ペフなし」です。