人工芝で庭リフォーム施工事例「人工芝をキレイに張る3つのポイント」

福井市で人工芝を使った、庭のリフォームをしました。ありがとうございました。今回の施工は、既存の芝生を撤去して、新たに人工芝を張り、明るい雰囲気に植栽を増やすリガーデンです。近年、人工芝を使った庭づくりが増えてきたので紹介しますね。

下の写真は人工芝を使った庭のビフォー・アフターです。

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正直、人工芝の施工は簡単です。ただ、プロと素人ではあきらかに仕上がりが違います。これは技能の差ではなく知識の差です。ということで、今回は「人工芝をキレイに張る3つのポイント」をお話ししますね。

人工芝をキレイに張る3つのポイント

  1. 下地の整地と地固め

    人工芝を張る前に、凸凹がないように地面を平らに整地して、よく地固めをしましょう。人工芝を張った後に、芝を平らに修正することはできません。完成した人工芝の上から凸凹を修正すると、膨らんでいた余剰分がシワになって歪みます。地固めも同じ理由で、下地がふかふかの状態で張ると、仕上がり時は平らでも、後から地面が凸凹になり歪がシワになります。

  2. 芝目の向きをそろえる

    人工芝にも芝目があります。芝目とは、芝生の葉が一定方向に傾斜している(流れている)状態を言い、人工芝の葉も一定方向に全て傾斜しています。人工芝を張る際は、この芝目の向きを、必ず同じ方向にそろえて張ってください。これは、人工芝をよりリアルに見せるための絶対条件です。

    また、人工芝の配置は、芝目が倒れている(傾斜している)方を正面に向けて張ると、人工芝特有の光の反射を抑えることができ、よりリアルな芝に見えます。人工芝を張る前に、芝目の向きによる見え方の違いを十分確認してから、芝目をどの方向に向けるか決めましょう。

  3. 張り合わせ

    人工芝で一番難しいのは、芝と芝の張り合わせです。張り合わせが下手だと、芝の継ぎ目(張り合わせ部分)が目立ってしまい、仕上がりも綺麗に見えません。人工芝の葉は、一定間隔(多くのメーカーが約10mm間隔)でシートに縫い付けてあります。張り合わせ部分の隙間(継ぎ目)を、葉が縫い付けてある間隔と同じにすると、継ぎ目が目立ちません。

    下の写真は、当店が昨年施工した人工芝ですが、4カ所の張り合わせをしています。

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人工芝の下には防草シートを敷きましょう

人工芝を張るときに、もう1つしていただきたい重要なことがあります。それは「人工芝の下に防草シートを張る」ことです。人工芝は一見すると防草効果がありそうですが、人工芝には排水用の穴が開いており、その穴から草が生えてきます。人工芝の下に防草シートを敷くことを強くおすすめします。

今回の施工で使用した人工芝の紹介

今回使用した人工芝を紹介します。当店では「メモリーターフ」という人工芝をおすすめしています。芝葉の長さが28mmと50mmの2タイプあり、今回掲載した写真の芝は、いづれも28mmタイプのものです。メモリーターフは値段が若干高く施工もやり辛い方ですが、いろいろなメーカーの人工芝を使用した結果、「品質とリアルさ」ではメモリーターフが一番だと思います。

プロが使う人工芝は別物

最後に、人工芝はホームセンターにもあります。ただ、プロが使用している人工芝とは、品質が全然違い別物です。ご自身で人工芝張りを考えている方にも、プロ用の人工芝を使うことを強くおすすめします。

当店は、施工はもとより、プロ用資材の購入が可能ですので、ご興味のある方はお問い合わせくださいね!