加賀市で庭木の撤去処分-「伐採と抜根について」

加賀市で庭木の撤去(伐採・抜根・処分)をしました。ありがとうございました。今回は家の増改築にともなう撤去処分でしたが、樹木の撤去には2通りの仕様「伐採」と「抜根(撤去)」があるのでご紹介します。

皆さまが樹木の撤去を業者に依頼する際は、この「伐採と抜根」を混同しないで、業者側に明確に伝える必要があります。

伐採と抜根について

造園では、伐採と抜根を明確に区別して、作業の見積や施工を行っています。

  • 伐採とは
    樹木を切り取ること。
  • 抜根とは
    伐採したあとに残された、根株(根)を取り除くこと。

業者に伐採を依頼した場合、その伐採作業に抜根は含まれていません。業者側も、抜根は見積が難しい(採算が難しい)ので、やりたくないのが本音です。裏を返せば、伐採だけの方が儲かります。

先日、あるお客様から「抜根をお願いしたい」と、お問い合わせをいただき、よくよくお話を伺うと「伐採を他の業者に依頼したが、根を取らなかった」ということでした。現場はクレーンが使用できる場所でしたので、伐採と同時に抜根をすれば、リーズナブルに施工できたと思います。

伐採と抜根を分けて別々の業者に依頼すると、費用は相当割高になります。また、抜根作業で現場でクレーンが使用できる場合、樹木の幹にワイヤーを掛けて、吊りながら根を抜き取りますので、幹が無いと難しい仕事になります。

抜根をする場合は、伐採とセットで依頼した方が断然お得ですので、依頼する業者とよく相談をして決めてくださいね。

今回ご紹介した施工事例の現場では、クレーンやバックホウなどの機械が使用できたので、費用は「伐採+抜根+整地」と「ゴミの運搬+処分費」で、10万円程度で施工できました。ありがとうございました。