サツキツツジを300本入荷「サツキツツジは大盃」
サツキツツジを300本入荷しました。サツキツツジは常緑樹の低木で、庭で寄せ植え(複数本を寄せて植える)として良く植栽される植木です。
多くのツツジ類は4月頃に花が咲くのですが、サツキツツジは旧暦の5月(皐月「さつき」)以降に花が咲くので、そこからサツキツツジの名が付いたと言われています。
サツキツツジも多くの品種が存在するのですが、造園で流通しているサツキツツジの多くは「大盃(おおさかずき)」と言う品種で、今回入荷したサツキも大盃です。通常サツキツツジと言えば大盃を指し、福井県の庭で使われているサツキツツジの99%以上が、この大盃です。
サツキツツジの中で圧倒的に流通量が多い「大盃」ですが、庭で良く使われる理由を書きますね。
- 成長が遅く、あまり大きくならないので、管理が簡単。
- 大きくなっても、強い刈込みに耐えるので、小さくできる。
- 葉が細かく密に茂るので、グランドカバーや寄せ植えとして使い勝手が良い。
- 花が大きく、一斉に咲き揃うのでキレイ。
- 流通量が圧倒的に多いので、手に入れやすく、安価。
- 原種に近い品種なので丈夫。
寄せ植えやグラウンドカバーに人気のサツキツツジですが、植え方などは他のツツジ類といっしょなので、こちらの記事(ドウダンツツジ) を参考にしてくださいね。ただし、サツキツツジは常緑樹ですので、植える時期は暖かくなる4月~5月頃が最適です。
価格は、1本あたり樹高30~35cm物(葉張40cm内外)で、540~650円(税別)程度が現在の相場ですが、春頃は値上がりするかもしれません。
寄せ植えの数量目安は、樹高30~35cm物(葉張40cm内外)で、1平米(1m×1m)あたり7~8本程度必要です。規格(サイズ)はもう一回り小さい物(樹高25cm×葉張30cm内外)も流通してますが、1平米(1m×1m)あたり11~12本程度必要になります。
ですので、1平米あたりでのコストパフォーマンスは、樹高30~35cm物(葉張40cm内外)の大きい規格の方が優れます。